【足立区】保育園 料金は?幼児教育無償化でどうなった?

保育園入所関連

現在、子供を足立区の認可保育園に預けています。

これから足立区の認可保育施設に入所を検討されている方、保育料はどれぐらいなのか気になりますよね。

また、昨年10月から幼児教育・保育の無償化がスタートしましたが、足立区の場合はどのように変わったのでしょうか。

足立区では給食費のみ負担するのですが、条件により、免除になる可能性もあります。

2020年4月より、給食費も無償化になりました!

ここでは、認可施設に子供を預けた場合の保育料と、幼児教育・保育の無償化について、ご紹介したいと思います。

足立区の認可施設の保育料について

まず、0~5歳まで預けられる認可保育所及び認定こども園と、2歳まで預けられる小規模保育家庭的保育(保育ママ)では料金が異なります。後者の方が少し安いです。

更に、「長時間利用」と「短時間利用」では、短時間利用の方が数百円安くなっています。

料金は、お子さんの4月1日時点の年齢で保育料金が決定されます。(こども手当と違いますので、年度途中で誕生日を迎えても、年度末(3月31日)まではその料金になります。

昨年度からの変更点

0~2歳クラスの保育料について、多子世帯の負担が以前より軽減されることになりました。

収入金額は関係なく、第2子は、第1子の保育料の半額、第3子は無償になりました。

ここで記載されている第1子、第2子の数え方は、生計を同じくする子が何歳であっても年齢の高い順から数えます。

以前の制度は、同時に保育施設に通っている子供の数で数えていた為、年齢の離れた兄弟の場合は第1子扱いとなっていました。

今は、年齢が離れていて(例えば6歳差など)上の子が小学生以上であっても、2人目のお子さんであれば、第2子になります。

3歳クラス以降については、無償化の部分で後述しています。

料金はいつごろ決定するのか

4月入所の場合、4月中旬に、4月~8月まで5ヶ月分の保育料の案内が届きます。(在園児の場合はもう少し早い)

この保育料は、昨年の6~7月頃に会社または区から配布された住民税の金額から算出されます。つまり、一昨年の1年間の収入によって決まるということです。

そして、8月頃に、9月~翌3月まで7ヶ月分の保育料が決定します。

この保育料は、今年の6~7月頃に会社または区から届く住民税から算出されます。つまり、昨年の収入によって決まるということです。

保育料の計算方法

下記からダウンロードできる、保育料金一覧表に、当てはめて算出します。

住民税が未申告の場合は保育料が最高額(第一子で 75,500 円?!)になる可能性があるので、働いていない場合でも申告手続きは忘れずにしましょう。

1.認可保育所及び認定こども園の保育園料金一覧 (足立区ウェブサイトから引用)

2.小規模保育、家庭的保育(保育ママ)の保育料金一覧

保育料の計算方法について

世帯ごと(共働きの場合は夫と妻を合算する)に算出します。

1、生活保護世帯・・・A階層

2、住民税が0円の世帯・・・B階層

3、住民税が5000円(均等割のみ)の世帯・・・C階層

上記の1~3に該当する場合、無償です。

4、住民税が5001円以上・・・D階層

D階層については、細かく金額が設定されています。

保育料算出にあたり、まずお手元に、住民税の税額通知書をご用意下さい。

会社から受け取る税額通知書の場合

保育料は、画像の赤枠部分、区民税の税額控除⑤(控除がない方もいます)と所得割額⑥の合算金額から算出されます。夫婦共働きの場合は、それぞれ、該当部分を合算してください。

その金額を、一覧表に当てはめると、保育料がわかると思います。

例えば、妻の金額が50,000円、夫の金額が100,000円の場合、合計150,000円となりますので、D8階層となり、第1子の場合(長時間利用)保育料は27,500円になります。

ちなみに、以前区の担当者に伺ったところ、足立区の場合はD7~D9あたりが中間層だそうです。

保育料の軽減制度について

ひとり親世帯、障がい者(児)世帯については、軽減措置があり、第1子は、一覧表の金額の半額になります。第2子以降は無料になります。

対象の世帯は、77,100円以下であることが条件ですので、階層でいうとD1~D4と、D5階層の一部になります。

上記については特に申請の必要はなく、役所で判断してくれます。

生活環境が変わる事による保育料の減額について

足立区では、生活環境が変わる事によっても軽減措置がありますので、下記に該当する場合は必ず申請しましょう!

  • 子供が産まれた場合
  • 世帯の直近3か月の平均収入が、保育料算定時の平均収入より1割以上定額である時(但し賞与を除く)

3歳児クラス以降の保育料金について(無償化)

足立区のウェブサイトでは、下記のように情報が掲載されています。

3~5歳児以降のクラスについては、保育料の部分は3年間無料になり、給食費のみ4500円相当を支払うことになります。→2020年4月より、給食費も無償になりました

給食費4500円相当、と曖昧な記載をしている理由は、この金額は施設が独自に決める部分だそうです。入所施設によって金額が異なる可能性があります。

なお、延長保育料(7;00~7:30、18:30~20:00)については従来通り支払います。

給食費が免除になる条件とは?

年収360万円未満相当世帯の子ども及び、年収に関わらず第3子以降の子どもについては給食費が免除されます。 ※免除に該当するかどうかは区が判断するそうです。

支払方法について

認可保育園、認定こども園の場合

0~2歳児クラスまでは、一律で、口座振替になります。納付期限は、だいたい末日ですので、4月分の保育料の支払いは4月末か5月頭になります。

但し、園独自のレッスン料や、延長保育代、行事費については園に直接支払う形です。

3歳児クラス以降は、 区立保育園、認定こども園の場合、引き続き口座振替ですが、私立の保育園は直接園に支払う形になりますので、園から案内があります。

小規模保育、家庭的保育(保育ママ)の場合

直接、保育施設に支払います。詳細については、施設から案内があります。

足立区保育料と、幼児教育無償化について、解説させて頂きました。

こちらは投稿時点で公開されている情報をもとにまとめていますので、今後変更になる可能性がありますが、少しでもお役に立てれば幸いです。

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