【最新】2020年度子供乗せ自転車(前乗せタイプ)メーカー比較!

入園準備について

子どもが少し大きくなってきたら、保育園や幼稚園の登園手段として、子供乗せ自転車を検討される方が多いと思います。

この記事では、電動アシストの子供乗せ自転車(前乗せタイプ)を比較し、それぞれのメーカーごとの機能や特徴について、まとめてご紹介します。

前乗せタイプの購入を検討されている方の参考になれば幸いです。

前乗せタイプか後ろのせタイプかまだ検討中の方は、下記の記事を参考にして頂ければと思います。

子ども乗せ電動自転車メーカー基本性能比較

2020年度モデルの電動アシスト自転車の、前乗せタイプを主要3社メーカーごとに比較してみました。

商品名メーカー 定価(税抜)容量充電ハンドルロック重量 走行可能距離(強/中/低)
bikke POLAR eBRIDGESTONE143.800円 15.4Ah 4時間手元スイッチ7色30.8㎏ 78/63/56km
PAS kiss mini un SPYAMAHA 146,000円15.4Ah 4時間スタンド連動6色31㎏ 78/59/53km
PAS kiss mini unYAMAHA 142,000円12.3Ah 3.5時間スタンド連動2色30.4㎏ 62/47/42km
ギュット・クルーム・EXpanasonic 165.800円16.0Ah 4.5時間スタンド連動5色33.3㎏ 80/60/50km
ギュット・クルーム・DXpanasonic149.800円16.0Ah 4.5時間スタンド連動6色32.9㎏ 80/60/50km

※ヤマハの PAS Kiss mini un については、2020年モデルは2月発売予定です。このページの内容は2020年モデルですが、下記の商品リンク先は2019年モデルを紹介しています。

乗せられる子供の体格など

各社、1歳~4歳まで、身長100cm、15kgまでのお子さんを乗せることが出来ます。

上記の商品は全てタイヤサイズは20インチです。

ハンドルロックについて

ハンドルロックについては、お子さんの乗せおろしをするときに重要な役割があります。

ハンドルロックは、ブリヂストンが手元で行う「テモトデロック2」という方式です。ヤマハは「ハンドルストッパー」、パナソニックは「スタピタ2」というスタンドを立てるとハンドルが固定されます。※スタピタ2は、完全には固定されないのでわずかに動きます

電動自転車は30㎏以上あるので、ハンドルがふらふら動くと、倒れる危険があるので、乗せおろしをするときにはある程度ハンドルが固定されているとやりやすいです。

手元で行うタイプか、スタンド連動式か、どちらを選ぶかは好みの問題ですね。実際に触って確かめると良いと思います。

バッテリー容量について

バッテリーに関しては、ヤマハのパスキスミニアンのみ12.3Ahでやや容量が少ないですが、他は同じぐらいの容量ですね。容量については、充電頻度に関係します。

わが家は12Ahの2016年製パナソニックの電動自転車を使用していますが、毎日2~30分程度使用し、2週間に1回程度充電しています。16Ah程の容量がある場合は、もっと充電頻度は少なさそうですね。

なお、私は足立区在住で、休日には荒川区や葛飾区にも自転車で行きますが、きちんと充電していれば12Ahでも特に容量の心配をすることはありません。

ブリヂストンの bikke POLAR e の特徴

bikke POLAR e (ビッケポーラー e)

特徴ですが、他の2社と比べると、値段が上記5機種の中では2番目に安いわりに、バッテリー容量が多いと思いました。

チャイルドシートの形状も他2社と比べるとカゴ型に近いので、荷物入れとしても使いやすいかもしれません。

落ち着いたカラーが多いので、男性も使いやすいのではと思います。

bikke POLAR e 特徴まとめ
  • チャイルドシートは、オーソドックスなタイプ
  • ハンドルロックは手元スイッチ
  • 車体のカラーはグレーやグレージュ等、落ち着いた色が多い(昨年は赤など有)
  • サドルがおしゃれである
  • サドルの高さが低い為、背の低いママでも乗ることができる(138cm~)

ヤマハの PAS Kiss mini unシリーズの特徴

コクーンルーム

パスキスミニアンシリーズですが、どちらも、コクーンルームという、繭型のチャイルドシートが搭載されています。

胸の辺りまで覆われているので安心感がありますね。片手で開け閉めができ、フロントガードが下まで大きく下がるので、乗せ降ろしがしやすいです。

SPとの主な違いは、バッテリーの容量や、カラーの種類などです。

スマートパワーアシスト

また、2020年モデルでは、スマートパワーアシストという新機能が搭載されます。

こちらは、自動的に、坂道では「強」モードになったり、下り坂や平坦な道ではアシストをセーブしてくれる為、手元でモードの操作をしなくても良い機能なので、運転に集中することができますね。

PAS Kiss mini unシリーズ 特徴まとめ
  • チャイルドシートはコクーンルーム
  • ハンドルロックはスタンド連動式
  • 車体カラーは赤、黄色などビビッドカラーがある
  • 手元のスイッチに、電源ロック機能と時計・速度表示がある
  • スマートパワーモード機能がある(2020年モデル)

パナソニックのギュット・クルームシリーズの特徴

ギュット・クルームDX、EXどちらもバッテリー容量は同じ16Ahで、他の2社より多いです。

combiと共同開発「エッグショック」搭載シート

パナソニックの前乗せチャイルドシートは、育児用品メーカーのcombiと共同開発されているものです。卵を落としても割れない程の衝撃吸収力があるようですので、安心ですね。

また、最初からサンシェードがついています。最近は春夏の日差しが強いので、 夏はとても使い勝手がよさそうです。

EXとDXの主な違いは、ラクイックという電子キー機能が搭載されていることや、カラーの違いなどです。

ラクイック(電子キー)EXのみ搭載

ラクイックとは、鍵を鞄に入れたままでも、電源ボタンを押すだけで鍵を開けることができる機能です、自動車などのスマートキーと同じですね。駐輪場で鍵を探す手間が省けます。

鍵をかける時は手動でレバーを下しますが、鍵を抜き取る必要はありません。

ギュット・クルームシリーズの特徴
  • チャイルドシートはcombiと共同開発の安心設計
  • ハンドルロックはスタンド連動式
  • 車体カラーは、青や紺、オレンジ等がある
  • サンシェードが搭載されているので夏などは子供が快適に乗れそう
  • EXのみ、ラクイックがある

おすすめは?

私が今、電動自転車を買い直すとして、上記の機種から選ぶとしたら・・・という超個人的なおすすめをご紹介します。

1.パナソニックのギュット・クルームDX

理由は、まず、ハンドルロックはスタンド式が良いからです。何らかの理由(うっかり)でスイッチし忘れて倒れたりしたら大変ですし・・・まぁ、スタンド式に慣れているからかもしれません。

ヤマハは昔は手元スイッチ式だったのが、いつのまにかスタンド式になっていることから考えると、スタンド式の方が需要があるのかもしれませんね。(あくまでも推測ですが)

次に、私は隣の区まで自転車で行ったりするので、片道40分以上乗ることがあります。そのため、サンシェードがあるのはとても魅力的です。

ヘルメットかぶりますが、頭の中が蒸れますので、サンシェードがあるにこしたことはありません。

ちなみに、EXじゃなくてDXにした理由は、値段の問題(差が16,000円)です。買うこと前提なので・・・もし無料でもらえるなら迷わずEXにします(笑)

ギュット・クルーム・DX

2.ブリヂストンのビッケポーラーe

こちらは、お値段の割にはバッテリー容量が多く、また、パナソニックに比べて車体の重さが2~3㎏軽いのが魅力的ですね。

前乗せチャイルドシートの形状がカゴタイプで、使いやすそうなのも良いです。レインカバーも純正品以外でもほとんど使用できそうです。

bikke POLAR e (ビッケポーラー e)

子ども乗せ電動自転車3社のまとめをご紹介させて頂きました。これから電動自転車を購入される方の参考になれば幸いです。

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