保育園に入れようと考えたらやるべき5つこと

保育園入所関連

これから足立区の保育施設入所を検討されている方。入園の際に必要な配布書類をもらったらやるべき5つのことを、紹介したいと思います。

令和2年度足立区保育園入所選考については、こちらを参考になさって下さい↓

どんな保育施設に通わせたいか考える

足立区経由で申込できる保育施設は、認可保育所、区立認定こども園、私立認定こども園、小規模保育、家庭的保育 があります。その他、直接申込みができる企業主導型保育施設、東京都認証保育所、認可外施設があります。ここでは、足立区経由で申込みができる園についてその違いを紹介したいと思います。

認可保育所

施設によりますが、0~5歳を預けることができます。定員20名以上の園です。

保育時間は、最低7:30~18:30で、延長可能な施設は7:00~20:00までとなっています。

フルタイム勤務などをされている方、職場が遠い方などは、延長可能な園であれば長時間預かってもらえますので、おすすめです。

区立認定こども園(長時間利用のみ)

1~5歳を預けることができます。幼稚園と保育園の機能特徴を併せもつ施設です。4・5歳児については短時間利用(幼稚園部分)と混合のクラスになります。

保育時間は7:30~18:30です。教材費、PTA会費、保育用品等の費用がかかります。費用がかかると聞くとエッ!と思うかもしれませんが、認可保育園の場合でも何らかの費用負担がある場合がありますので、(指定の帽子、体操服、シーツなど)あまり気にしなくても良い点かもしれません。

短時間利用 については、申込み方法が異なります。

私立認定こども園(長時間利用のみ)

施設によりますが、0~5歳まで預けることができます。区立と同じく、 幼稚園と保育園の機能特徴を併せもつ施設です。

保育時間は、園によって異なります。入園料や制服代等、幼稚園でかかる費用と同様の負担がある場合があります。「私立認定こども園施設確認証明書」というものが必要になります。

短時間利用 については、園で願書を提出するなど、申込み方法が異なります。

小規模保育

0~2歳児を預けることができます。定員6名~19名で、少人数ですので先生との距離が近く、アットホームな雰囲気で保育が行われます。

2歳までしか預けられないので、3歳児になる年度に向けて次の施設を考える必要があります。幼稚園に入れたい方は良いですが、そうでない場合、また保活をしなくてはいけません。

しかし、足立区には「足立ルール」と呼ばれる(他区のママはそう呼んでました)独自のシステムがあります。

本来、4月入所の申込みは11月下旬頃に申込みをするのですが、小規模保育施設に在籍している方のみ、先行利用調整を受けることができます。

9月に申込みをして、10月には結果がわかりますので、早めに決まることで安心感がありますね。また、万が一そこで落ちてしまった場合、他の方と同じ11月下旬申込みの選考を受けられますが、その利用調整の際に、小規模保育在籍児は、4点が加算されます。4点も加点されれば、入所しやすくなりますね。

家庭的保育(保育ママ)

施設によりますが、0~2歳児を預けることができます。定員5名以下で、家庭的な環境で保育が実施されます。

基本的に、おやつやミルクお弁当などはママが持参します。給食提供の施設もあります。特に、0歳~2歳だと、色々と危なっかしい面もありますが、人数が少ない分その子に合った保育をして頂けたりと、きめ細かな配慮がありそうです。

保育園をピックアップする

足立区では、希望する施設を5つ記載することが出来ますので、通わせたい保育施設を考えておきましょう。

保育施設を選ぶときのポイントは?

ママやパパがストレスなく通える距離にある施設

うちの園では、ざっと見たところ徒歩4割、自転車が6割(そのうち5割は電動自転車)ぐらいです。

車での送迎は禁止されている園もありますので、自家用車をお持ちの方は問い合わせされた方が良いと思います。

会社の最寄駅から近いからという理由や、乗換駅だからという理由で電車で通っている方もいます。この園だったら徒歩で、こっちの園だったら自転車で、というように考えておくと良いかもしれません。

・園庭があるかどうか

足立区はとても公園が多いと思います。以前住んでいた区では、ほとんど公園がなかったので、園庭がないと外遊びもままならない場所だったのですが、足立区の場合は個人的に園庭の重要性はさほど感じません。

ですが、例えば雨が降りそうな日であれば、園庭で遊んでいれば、降ってもほとんど濡れずにお部屋に戻れますので、そういう点を考えると、園庭があると良いですね。

・保育園のセキュリティはどうか

最近は物騒な事件がかなり多いですね。入口は誰でも入れるようになっているのかどうか。セキュリティカードで入室するのかなど、大事なポイントだと思います。

・英語のレッスン、体操のレッスンなど、おけいこ系はあるか

園によってさまざまで、外国人の先生を雇って英語のレッスンを毎週行っている園、スイミングスクールに連れて行ってくれる園、体操教室がある園、などがあります。

食事は給食?業者?

園内に調理室があって、そこで作られた食事が提供されるのか、給食センターなどから提供されるのか、どんな食事内容なのか気になるところです。

園によっては毎月献立表が配布されたり、食事内容が掲示されたりします。また、おやつや、夕方以降の補食などもあります。おやつはお菓子なのか、おにぎり等か、色々園によって方針があると思います。

優先順位を考える

ご家庭によって、保育園に預けたい理由は様々だと思います。 選んだ時のポイントを整理し、何を一番重要視するかなどを、ざっくりと順位をつけてみましょう。

頭でなんとなく考えるのではなくてある程度書き出して順位を決めることで、ご家庭で旦那さんと相談しやすくなります。また、育児に積極的な旦那さんであれば、色々と口出しアドバイスしてくれたりするので、メモでもノートでも記述があれば、すんなり話が進むと思います。

そのポイントをふまえて、ピックアップした園に優先順位をつけてみましょう。

但し、後述しますが、この優先順位はあくまでにしておいてください。見学後に気持ちが変わる可能性があります。

実際に施設の見学に行ってみる

見学に行くと、なんとなく雰囲気がつかめると思いますので、時間があれば積極的に行きましょう。見学してみたら雰囲気が違った・・・ということもよくありますので、結構大事だと思います。

見学に行く前にやるべきこと

施設のウェブサイトがあればチェックしておくと良いと思います。しかし、施設側も全ての情報を公開していていない事があります。(新年度から始めるイベント等)。

大手サイトの保育施設のネット上の口コミや評判も見ると思いますが、確実な情報とは限りませんので参考程度にしておくと良いと思います。

子供が通っている園では、某サイトでの口コミを見ると、古い情報のままになっており、現在の保育内容と全く異なっていました。庭があるのに、ないことになっていたり、レッスン内容も異なっていることあるので、出来れば見学に行きましょう。

見学は何時にすれば良いのか?服装は?

見学は、曜日や時間が決まっていることが多いです。だいたい平日の午前中(9~11時の間)でした。午後はお昼寝の時間になるからなのかもしれません。

慌てて見学に行くことがないよう、早めに電話して予約することをオススメします。

服装は、他のサイトを見るとジーンズやスニーカーNGですとか、色々記載されていましたが、認可保育施設に限って言えば、入園できるか決定するのは区役所ですので、カジュアルな服装でも良いのではないかと、個人的には思います。(ビーチサンダルはやめましょう)

ただでさえ日々子育てで疲れているのに、服装まで気を使いたくないですね。赤ちゃん連れだと見学に行くのも一苦労なので、ママが楽な服装で良いと思います。

持ち物は?

スリッパ、保育施設のチェックポイント表や、小さいノート、筆記用具を持っていくと良いかもしれません。

ただ、説明会形式の場合はメモを取ることが可能ですが、ずっと歩きながら見学していくこともあります。歩きながらメモを取る技ができる方は良いですが、まぁ難しいと思いますので、その場合はどうにか記憶してください。

保育園のパンフレットがある施設と、ない施設があります。

保育施設のチェックポイント表を作成しておくと、後で選定がしやすくなります。

改めて、優先順位を決定する

だいたい見学が終わったら、改めて優先順位を考えてみましょう。

足立区では5園まで希望する園を記載することができますので、1位~5位まで順位をつける必要があります。

いくつかの園を見学しているうちに、やっぱりレッスンがある方が良いな…、園庭がある方が良いな…自転車置ける方が良いな…給食を園で作っている方がいいな・・・などなど、色々な情報を得ることで、気持ちが変わってきたりします。

私も実際、最初はこの園に入れよう!とずっと決めていたのですが、いくつかの園を見学をして、一緒に見学した他のママと話をしたりして、どんどん気持ちに変化がありました。

最初は園庭のある大きな保育園が良いと思ったのですが、保育内容などから、別の保育園に気持ちが傾いていきました。そして、 広い園庭がなくても毎日目の前の公園にお散歩にいくなら良いな。人数が多くない方がお友達と仲良くなれるかな、などと思うようになり・・・結局、最初に考えた保育園ではないところに入所しました。

もちろん点数によってどこに入所できるか決定されますので、第一希望に落ちたとしても悔いのないように、いくつか選んでおきましょう。